筋肉体美、改め、、、( *´艸`)♪

こんにちは!実行委員会の肉体美担当改め筋肉男子のきのこエスポアール病院 森です(笑)
2回目の登場です。私以降のブログ担当男子がどのようなあだ名で続くかが見ものです(笑)

今回のブログは、少し真面目にコメントをします。ちょうどこの週に担当となったもので。。

1年前のこの時期、あの西日本豪雨をきっと皆さんも忘れておられないと思います。
私たち実行員会メンバーの施設も様々な困難が起きました。私たち実行委員の職場は、
自分たちだけでなく、多くの命をお預かりしているところばかりです。自分の身を守るだけでなく
施設にいるすべての方々をどうやって守るかを考えなければなりませんでした。
幸い、私の所属する病院では大きな被害はありませんでした。しかし、非常時の招集を受けて病院まで駆けつける道中で
町や道路が悲惨なことになっているのを目の当たりにして愕然とした記憶がいまだに残っています。

その後の町の様子は、皆様もご存じのとおりです。私も真備町の病院に応援に行ったり、高梁の病院に
援助物資を持っていったりとできる限りのことをしましたが、大きな被害を前にあまりにも無力であることを痛感しました。

そして、この1年間災害に備えてできる限りの備えを病院としても進めてきました。しかし、この備えの
難しいところは、「いつ来るかわからない」ということです。明日災害に遭うかもしれないし、20年後に遭うかもしれない。

来るかどうかわからないものに対して、どのように備えたらいいのか。。手さぐりで計画を立てたり、物を準備したり。
それはいまだに続いています。きっと災害に対する備えはこれなら絶対大丈夫という完成形はないのかもしれません。

先日、とある研修で被害に遭われたまび記念病院の方とお話をする機会がありました。そこで、聞いた教訓を皆さんと
共有させてください。その職員さんが言われていたのは、「病院として、人として、災害に対して油断があった。きっと自分たちの
ところは、何の根拠もないけど、大丈夫だと思っていた。だからきちんとした備えができていなかった。
避難にしても備えにしても空振りしてもいいから、徒労に終わってもいいからという気持ちで早めの対応をしてほしい。
そのための準備にしすぎということはない。」ということでした。

最後にまだまだ復旧が進んでいない地域の方々もおられます。
実行委員会として1日でも早い復興をお祈りしております。